オリックス-日本ハム戦で審判員がアナウンスを修正 日本ハム・王の守備妨害で 丁寧な言い直しに解説者も絶賛

 3回、古川の二ゴロで守備妨害があり、打者がアウトになったと説明する山本貴二塁塁審(撮影・坂部計介)
 山本貴二塁塁審の説明について協議をする審判団(撮影・坂部計介)
 審判団の協議を受け、再度説明する山本貴二塁塁審(撮影・坂部計介)
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 「オリックス・バファローズ-北海道日本ハムファイターズ」(20日、京セラドーム大阪)

 三回表の日本ハム攻撃中に審判がアナウンスでの発言を訂正する珍しい場面があった。

 無死一塁から古川が二ゴロを放って、遊撃紅林へトス。これを一塁走者の王が妨害した形となり、即座に守備妨害が宣告された。

 「一塁走者のボナファイド・スライドがありましたので打者走者をアウトにします」と山本二塁塁審がアナウンス。その直後、審判団が集まって再協議。再び山本塁審がマイクを持ち「一塁走者がアウトになった後、守備を妨害いたしました。打者もアウトにします」と言い直した。

 ボナファイド・スライドとは「正しいスライディング」と訳されるもので、王はスライディングをせず、センター側によけて紅林と衝突した。そのためCS放送で解説を務めた野田浩司氏も「今のはいい訂正ではなかったでしょうか」と評価していた。イニング終了後には中嶋監督が白井球審に何かを確認する場面もあった。

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