オリックス パ最速で60勝到達 5人完封リレーを中嶋監督称賛も「もうちょっと楽な試合にして」
「東北楽天ゴールデンイーグルス0-1オリックス・バファローズ」(13日、楽天モバイルパーク宮城)
5人の投手で完封リレー。オリックスがロースコアの接戦を制し、リーグ60勝に一番乗り。中嶋聡監督は「昨日中止になって明日はないので、全員行こうと思っていた。よくゼロで帰ってきてくれた」と投手陣をたたえた。
何とか踏ん張った。先発のルーキー・曽谷龍平投手は、制球に苦しみながらも粘って3回無失点。四回から継投に入ると、2番手の宇田川優希投手は2イニングを5奪三振の快投。右腕は「最近大事なところで打たれてチームに迷惑をかけていたので、挽回しようと思っていた。抑えられてうれしい」と表情を緩ませた。
その後も必死にバトンをつなぎ、無失点リレー。初回に挙げた1点を守り抜いての勝利に指揮官は「もうちょっと楽な試合にしてほしいけど、しょうがないですね」と語った。
仙台での3日間はハードだった。初戦は楽天の道具車到着遅れの影響で、1時間46分遅れて試合が始まるアクシデント。2戦目は天候不良で中止。中嶋監督は「いろいろありました。キツかった」と苦笑い。苦しい戦いを乗り越え、チームは大阪へ戻る。





