大垣日大 阪口監督の采配ズバリもサヨナラ負け 優しいまなざしで選手見つめ「また甲子園に子供たちと来ます」

 タイブレークで逆転サヨナラ負けを喫し引き揚げる山田渓太(後方左)ら大垣日大ナイン(撮影・開出牧)
 ベンチからアドバイスを送る大垣日大・阪口慶三監督(撮影・開出牧)
 タイブレークで逆転サヨナラ負け。悔しさをにじませながら引き揚げる阪口慶三監督(右手前)ら大垣日大ナイン(撮影・開出牧)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、おかやま山陽4-3大垣日大」(13日、甲子園球場)

 大垣日大が延長タイブレークの末、サヨナラ負けを喫した。名将・阪口監督のタクトがズバリとはまって延長十回に勝ち越したが、その裏、守備のミスで敗れた。それでも「負けても甲子園はいいところだね。僕には合っていると思う。また甲子園に子供たちと来ます」と来年へ意欲を見せた。

 延長十回、2死満塁からパスボールで同点を許すと、さらにボールを処理した捕手がホームベースカバーの投手へ悪送球。この間にサヨナラの1点が入った。

 試合は序盤から老かいなタクトが聖地を席巻した。2点を先制された直後の二回、1死一、三塁からスリーバントスクイズを敢行。1点差に迫ると、八回には孫にあたる4番・高橋が起死回生の同点ソロを放った。

 さらに延長十回には1死一、二塁からダブルスチールを敢行し、相手のミスを誘って勝ち越し点をもぎ取った。直後の守備では大胆なバントシフトで5-6の三塁封殺を完成させた。単独7位となる甲子園通算41勝目へあと1アウトに迫ったが、勝利にはあと一歩、届かなかった。

 79歳の阪口監督はこの日もベンチの打席寄りから身を乗り出しての采配。背後の部長に支えられながらも、得点機では鋭い眼光でグラウンドを見つめた。

 サヨナラ負けの直後は選手たちに優しいまなざしを送っていた指揮官。しっかりした足取りで三塁ベンチから一塁ベンチ前への通路を歩き、聖地をあとにした。

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