ロッテ 守乱が響き今季11度目の零敗 吉井監督「守りの差」 オリックスとのゲーム差は6に

 「千葉ロッテマリーンズ0-2オリックス・バファローズ」(8日、ZOZOマリンスタジアム)

 首位チームの壁を打ち崩せなかった。今季11度目の零敗を喫し、オリックスとのゲーム差は「6」に開いた。ロッテ・吉井理人監督(58)は「(山本を)七回で降板させて球数を投げさせられたのはよかったが、守りの差で負けた」と振り返った。

 打線は四回まで一度も得点圏に走者を進められず。五回には1死一、三塁まで好機を拡大したが無得点に終わった。それでも粘り、山本に7回で110球を投げさせた。

 だが、守備ではほころびが出た。初回には中堅・藤原が判断ミスで中川圭の打球を取り損ね、先制点を献上。1点ビハインドの三回も、藤原が森の打球を完全に見失い適時三塁打となった。指揮官は「(初回は)取ってほしいフライだった。仕方ないと言っていけないけど慣れていくしかない」と話した。

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