仙台育英の選手たちが受けた衝撃「まさかこんなゲームに」「宮城のレベルには」浦和学院の猛反撃に須江監督も驚き
「全国高校野球選手権・1回戦 仙台育英19-9浦和学院」(6日、甲子園球場)
浦和学院に大勝した仙台育英・須江監督は「こんな試合になるなんて、0・00001%も思っていなかった」と試合後に語った。マスクをかぶった尾形も「こんなゲームになるとは1ミリも思ってなかった」と率直な心境を明かした。
序盤で9点のリード。最強投手陣を誇る仙台育英からすれば完璧な勝ちゲーム…のはずだった。だが浦和学院の猛反撃にあい、四回に4点を返されると、大きくリードを広げた七回にも一挙5点を奪われた。
突き放しても突き放しても迫ってくる浦和学院。走塁ミスなどで勝負は決した形となったが、尾形は「(自分の)リードは0点。こんなに点をとられたことはない。甲子園の怖さを知りました」と語った。
先発の湯田は「4回から配球を変えたらしっかり捉えられた」と明かし、リリーフ登板した高橋も「この試合勝てたので反省できるので、勝ててよかった」と振り返った。その上で「浦和学院さんは宮城のレベルにはいない打者ばかりだった。全国レベルを確認できたのはプラスに捉えたい。しっかり考え直したい」と前を向く。
指揮官は「強いチームだった。点差より拮抗していた。圧があった。離しても追いついてくる。こんなに取ったのも、取られたのもはじめて」と浦和学院をたたえた。
夏連覇を達成したのは、長い高校野球の歴史の中でも過去6校しかない。メンバーも大きく入れ替わるだけに、2年連続で頂点に立つ難しさは計り知れない。それでも初戦で予想だにしなかったゲーム展開をものにし、「次戦に向けて」と修正を口にした選手たち。浦和学院との激闘が、頂点への原動力となるかもしれない。



