ロッテ 種市が6回4安打3失点と好投 チームトップタイの8勝目「満足せず1勝1勝積み重ねていきたい」
「東北楽天ゴールデンイーグルス3-5千葉ロッテマリーンズ」(4日、楽天モバイルパーク)
ロッテの種市篤暉投手が先発し、6回95球を4安打3失点と好投。西野に並ぶ、自己最多タイでチームトップタイの8勝目を挙げ「前回と同じで点を取ってもらった後の失点や相手有利なカウントを作ってしまった」と反省しながらも「真っすぐは強かった。2019年(の記録)に並べたことはうれしい。満足せず1勝1勝積み重ねていきたい」と振り返った。
大量援護を受け、4-0で迎えた初回。2安打と四球で1死満塁のピンチを背負った。岡島の中犠飛で1点を失ったが、粘りの投球で最少失点に抑えた。
得点を与えてからは、直球の割合を増やした配球にチェンジ。4-1の三回には、2死一塁から浅村に右翼へ2ランを浴びたが、その後、四回、五回は2イニング連続で三者凡退。六回まで無失点にまとめた。
ただ、吉井監督は「全然だめですね。六回まで頑張りましたけど、種市の実力からいくと今日も情けないピッチングだった。いきなり、先頭に3ボールになったり、それはルーキーのすること。種市クラスになると、ちゃんと投げてもらわないと。反省してもらいます」とさらなる奮起を求めた。