楽天・荘司 5回1失点も球数100球を反省「結果的に自分が後手になってしまった」

 力投する荘司(撮影・北村雅宏)
 7回、紅林が帰塁時に二塁を空過したとして、リクエストする石井監督(左から4人目)ら楽天ベンチ(撮影・北村雅宏)
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 「オリックス・バファローズ3-2東北楽天ゴールデンイーグルス」(2日、京セラドーム大阪)

 楽天・荘司は粘り強い投球で1失点も、5回までに100球を投じマウンドを降りた・右腕は「慎重にいきすぎたかなというのが今は思います。結果的に後手になってしまった」と振り返った。

 立ち上がりから無失点で抑えていた荘司だが、1点リードの五回に3連打で同点を許した。それでもなおも続いた1死一、二塁のピンチで中川圭、頓宮をいずれもスプリットで打ち取り、最少失点でマウンドを降りた。

 二回にも2死満塁の場面で渡部を三振に仕留めるなど、要所で威力を発揮したスプリット。右腕は「ほとんど投げミスがなかったと思うので、今日の収穫だと思う」と納得の表情。ただ「カーブがなかなか使えなかったので、中盤苦しくなっていく感じはありました」と緩急と投球の幅を持たせられなかったことに悔しさをにじませた。

 なんとか試合を作った荘司について石井監督は「1球目から闘争心のあるボールを投げれていた。彼はまだプロ1年目なので、あんまり引っ張りすぎてもいくのもよくないと思って、あの辺かなという感じでした」と振り返った。

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