DeNA 落胆と反省のバウアー 守備のミスからの決勝点献上にも自身を責める「三振を取っていれば、あの点は入らなかった」

 7回、秋山の適時打で勝ち越しを許しがっくりのバウアー(撮影・金田祐二)
 7回、秋山(奥)に右前適時打を許すバウアー
 4回、大盛を空振り三振に仕留め雄たけびを上げるバウアー
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 「DeNA1-2広島」(17日、横浜スタジアム)

 DeNAのバウアーが、落胆と反省の前半戦最終戦を終えた。

 立ち上がりから走者を背負いながらも、踏ん張り粘り続けた投球を見せた。それでも五回に同点とされ、七回には仲間の守備のミスから勝ち越し点を献上。7回7安打2失点(自責1)で今季3敗目を喫した。

 七回の失点シーンは、両膝に両手をついて、バウアーもがっくり。「今日は勝たなければいけない試合だった。(7回は)かなり苦しいイニングでした」と振り返った。

 今永、東で投手戦を落とし、迎えた3戦目だった。特別強い気持ちでマウンドに上がったことを明かし、「とにかく失点をしないということを考えて、マウンドに上がって投げました。失点をしなければ、負けることはない、と。そういうことを考えていたんですけど」と話した。味方のミスについても、「三振を取っていれば、あの点は入らなかった」と自らを責めた。

 苦しい敗戦で3連敗を喫したチーム。バウアーは「このオールスター休みを使ってメンタルを切り替えて、基礎をしっかりもう1度見直して、みんなでいいポジティブなエネルギーで後半戦、勝つ方法をみんなで見つけていかなければいけないかなと思います」と後半戦に向けても話した。

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