元横浜高監督の彩星工科・平田監督は夏初陣も勝利飾れず

 「高校野球兵庫大会・2回戦、明石城西5-4彩星工科」(11日、G7 STADIUM KOBE)

 彩星工科(旧村野工)は明石城西に接戦で敗れ、2回戦敗退。横浜(神奈川)を4度甲子園に導いた平田徹監督(40)は新天地での夏初陣となったが、あと一歩で勝利を飾れなかった。

 「序盤の守備のミスが痛かった。まだ6点、7点を取れるぐらいの攻撃力がないので、何とか失点をなるべく抑えたいと思っていたんですけど。序盤に守備のミスが出てしまったんで、ちょっと指導不足でした」

 スタメンの9人中4人が1年生のチーム。初回、失策も絡み、いきなり3点を失った。三回にも2点を奪われ、5点差に。だが、三回に1点を返すと、六回にも1点を加点し、九回には1点差に詰め寄ったものの、力尽きた。

 平田監督は、1999年に横浜高に入学し、3年時には主将として夏の甲子園で4強入り。2006年にコーチとして母校に復帰すると、15年秋には監督に就任し、16年夏からは3年連続でチームを夏の甲子園に導いた。しかし、19年に部員への暴言を理由に解任。22年春から彩星工科(当時・村野工)の顧問に就任し、昨夏大会後から監督として指揮を執っている。

 勝てるチームになるためにも、徐々に力を付けていく。「まずはバッテリーを中心に守備を固めて。チームバッティングと走塁を徹底して、負けない野球をしっかり固めてからバッティングを鍛えていこうと思っています」と平田監督。古豪復活へ、着実に前に進む。

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