ヤクルト 堅守で勝ち越し阻止 高津監督「守備が大事と思わされるゲームでした」
「阪神2-3ヤクルト」(8日、甲子園球場)
ヤクルトが堅守で勝利をもぎ取った。ハイライトは六回。内外野の好連係で併殺を奪い、阪神の勝ち越しを阻止した。
同点に追いつかれて、なお1死二、三塁。ミエセスの中飛を処理した並木が中継・三ツ俣へ送球。本塁は間に合わないと判断し、三塁へ送球。大山をギリギリのタイミングでアウトにした。
三ツ俣は4月16日・広島戦以来の二塁での先発だった。初回1死は中野の弱い打球を素手で捕球して二ゴロとした。二回2死一塁は梅野の中前へ抜けそうな鋭い打球をダイビングキャッチ。再三の好守で勝利に貢献した。
6日のDeNA戦は2つのフライ落球が絡んで敗れていた。高津監督は「一つのアウトの大きさが勝ち負けにつながる。守備が大事と思わされるゲームでした」と堅守をたたえた。





