ヤクルト全員野球で甲子園11連勝中の伊藤将を攻略 守備ではファインプレー連発
「阪神2-3ヤクルト」(8日、甲子園球場)
ヤクルトが全員野球で阪神に勝利した。
打線は初回、並木が11試合連続となる安打で口火を切った。山崎が二ゴロに倒れるも併殺を防ぎ、サンタナの中前打で一、三塁とチャンスを拡大した。ここで今季6打数4安打と伊藤将と相性が良い村上が左翼への犠飛。幸先よく先制した。
同点とされた直後の七回には2死満塁のチャンスを作り、代打で登場した川端が勝ち越しの2点適時打。得点圏で17打数8安打と安定した成績を残す代打の神様の一打で、甲子園11連勝中の伊藤将を攻略した。
先発は聖地・甲子園初先発のピーターズ。初回からサンタナ、三ツ俣らの好守に助けられて5回まで無失点とした。六回には大山に同点打を許し、なおも1死二、三塁とピンチの場面で木沢にスイッチ。ミエセスにセンターへ打球を飛ばされるも、並木からカットマンを挟んだ好中継プレーで二走・大山を三走・ノイジーの生還よりも早くアウトにしダブルプレー。大きな併殺で最少失点にしのいだ。
その後は石山、清水、田口のリレーでリードを守り切り勝利。田口は1失点したが、19セーブでリーグトップに並んだ。





