第１０５回全国高校野球選手権神奈川大会が７日、開幕した。熱中症対策のため、この日は１６時から横浜スタジアムで開会式のみ実施。出場する１６７チームが参加し、４年ぶりにベンチ入りした全選手が入場行進を行った。

　今春センバツに出場し、春の神奈川を制した慶応で、西武、巨人などで活躍した清原和博氏（５５）の次男・勝児内野手（２年）も笑顔で行進。「開幕したなというのが一番の気持ち。いっぱいのお客さんがいて、そこで行進できたのはとてもうれしかったので、もう一回優勝して閉会式を迎えられるように頑張りたい」と力を込めた。

　２日に仙台育英と行った大会前最後の練習試合では、最速１５１キロ左腕・仁田陽翔投手（３年）から中前打を放ち、「（状態は）上がってきている」と清原。今夏は背番号１５で臨むが「そこまで意識はしていなくて、試合になったら何も関係ない。試合に出て、出なくてもやれることはあるので、しっかりやって出られる準備はいつでもして、でたらやってやるという気持ちを常に持って挑んでいきたい」と意気込んだ。