ロッテ・西村 移籍後初星 “おいやん”うれしいお立ち台「こんな日に勝ててびっくり」
「ロッテ1-0西武」(4日、ZOZOマリンスタジアム)
“おいやん”が粘りの投球でサヨナラ勝利へつないだ。ロッテ・西村天裕投手(30)が延長十一回から登板し、1回無失点で移籍後初勝利。「しっかり抑えることができた。うれしいです」と、人生2度目のお立ち台で充実の表情だった。
この日はJAグループ和歌山の協賛による「和歌山スペシャルナイター」が開催された。和歌山県出身の西村は2死一、二塁のピンチも背負うも、得点を許さず。その裏、1死満塁からポランコの押し出しでサヨナラ勝ち。勝利を引き寄せる立役者となった。
3月に日本ハムからトレードで加入した30歳の右腕は「こんな日に勝ててびっくりしてます」。同じ和歌山県出身の吉井監督も「おいやん頑張ったなって。(和歌山弁で)『おじさん』っていうことです」と笑顔でねぎらった。