日本ハム・万波「うれしい」V弾 新庄監督「実力があるっていうこと」 4連勝で交流戦5年ぶり勝ち越し
「DeNA3-4日本ハム」(19日、横浜スタジアム)
4番らしい勝負強さを、懐かしの地で発揮した。延長十回、日本ハム・万波中正外野手(23)がDeNAの守護神・山崎康から左翼席へ弾丸ライナーの一発。シーソーゲームをものにして、4連勝で5年ぶりの交流戦勝ち越しを決めた。
「相手のクローザーから打つことは価値のあること。うれしい」。言葉に実感がこもる。横浜高時代、何度もプレーした横浜の地。「スタンドから何度も声をかけられた」と言い、大声援の中も「僕1人アウェー感がなかった」と笑った。
新庄監督は「ああいう場面で打てるっていうことは実力があるっていうこと」と主砲の働きを絶賛。万波も「4番は一番いい打順。プレッシャーも感じながら高揚感を持ってやっています」。上り調子で、リーグ戦再開に挑む。





