ロッテ・佐々木朗が今季最悪4失点 吉井監督から「責任とるので勝負しなさい」指令もともに侍ジャパンで戦った牧に完敗

 最終回、ベンチの最前列で味方の反撃に期待を寄せる佐々木朗(撮影・開出牧)
 7回、投手交代を告げた吉井監督(撮影・開出牧)
 6回、牧に勝ち越しの左越え適時三塁打を打たれた佐々木朗(撮影・開出牧)
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 「DeNA6-1ロッテ」(18日、横浜スタジアム)

 ロッテは、先発の佐々木朗希投手が6回を今季ワーストの4失点。試合後は、報道陣の問いかけに応じず、無言で球場を去った。

 侍ジャパンでともに戦った牧に、3打席連続安打を浴びた。両軍無得点の二回では、先頭でフルカウントから160キロ直球を左翼フェンス直撃の二塁打とされ、1-0の四回2死三塁では146キロのフォークを同点の適時打とされた。

 さらに六回。2死二塁から、この日3度目の牧との対戦。対戦前には吉井監督から「こっちで責任を取るので勝負しなさい」と指令があった。マウンドに立ち続けたが、初球の144キロスライダーを左中間適時三塁打とされ、さらに続く宮崎には159キロ直球を捉えられ2ラン。今季初被弾だった。試合中には「先制してもらいましたが逆転されてしまい申し訳ない」とコメントした。

 吉井監督は「決めにいくフォークが一番甘くなっちゃった。朗希が2回いい所でやられてて、やり返すチャンスを与えてあげたいという気持ちもあった。朗希もそこを乗り越えると一つ壁を乗り越えるかなという思いで勝負と言った。まぁ、しょうがないです」と、話した。

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