ロッテ・藤岡 歓喜のサヨナラ打 プロ6年目で初 ウオーターシャワー浴び「気持ちよかった」
「ロッテ5-4広島」(10日、ZOZOマリンスタジアム)
取って取られてのシーソーゲームに、ロッテ・藤岡裕大内野手(29)が決着をつけた。プロ6年目で初のサヨナラ打。「競った試合で最後勝ち切れたのはすごくよかった」。歓喜の一打を放ち、手荒い祝福を受けた。
同点の九回1死二、三塁。栗林のカーブを捉え、中前へ鋭い打球を打ち返した。一塁を回ったところでナインからウオーターシャワーを浴び「みんなに祝ってもらえて気持ちよかった」。照れくさそうに笑った。
接戦を制して、チームはリーグ単独首位を堅守。貯金を「8」とした。交流戦は最下位ながら、4勝6敗でまだ負け越しは2つ。首位とは1・5差で、優勝の可能性も残している。今季初のサヨナラ勝ちをきっかけに、はい上がる。