ロッテ 新加入のカスティーヨが来日初白星 中継ぎから先発転向も七回途中無失点「とても素晴らしい投球ができた」
「ロッテ3-2ヤクルト」(8日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテのルイス・カスティーヨ投手が、6回0/3を4安打無失点、7奪三振で来日初勝利を挙げた。「とても素晴らしい投球ができた。試合前のミーティングで話した通り、できるだけ球数少なく、ストライク先行でいこうということができてよかった」と振り返った。
初回は2死から川端に右前打を浴びたが、二回から四回までは三者凡退とした。1-0の五回には無死満塁としたが、中村を三ゴロ併殺打、長岡を一ゴロに仕留めて無失点で切り抜け「ゴロか三振で取ろうと思っていて、自分が予想していたゴロがサードゴロになって、ホームゲッツーが取れたのでよかった」。思い通りの投球に胸を張った。
吉井監督からは「先発もリリーフもできる」と期待され、今季からロッテに新加入。新たなチームの環境にも慣れてきた。「今まで10年くらいのキャリアの中で一番いいチーム。チームメートもいい人ばかりで、家にいるようかのような感じで温かく迎えてくれる」と感激している。
6月1日・巨人戦では3回3失点と悔しい登板となったが、この日は中6日での調整で見事初星。任された役割を務め上げ「本当は先発のポジションではないかもしれないが、自分ができるだけの仕事をして、いいピッチングをして、もっともっとチームの勝ちに貢献したい」と笑みをこぼした。



