ロッテ・佐々木朗希がいきなり163キロ 甲子園騒然 阪神ファンが大きなどよめき プロ初勝利の思い出の地

 見逃し三振に倒れる中野(投手・佐々木朗希)=撮影・山口登
 1回、佐々木朗が投じた163キロの球速表示(撮影・北村雅宏)
 1回、空振り三振に倒れる近本(撮影・山口登)
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 「阪神-ロッテ」(4日、甲子園球場)

 ロッテの佐々木朗希投手が先発し、初回に163キロを計測し、甲子園が大きくどよめいた。

 1死から中野に投じた力強いストレートで見逃し三振に仕留めると、球場のスコアボードには163キロの表示が。ロッテファンの歓声以上に、阪神ファンのどよめきの声が聖地に充満した。

 甲子園はプロ初勝利を挙げた2021年5月27日・阪神戦以来。吉井監督は今回の登板に向けて「前回、6イニングしっかり投げてくれたので1イニング増えるくらい。(球数は)90ぐらいまでかな」と明かしていた。

 セ・リーグ首位を走る阪神との対戦に「自分のペースを崩さないように自分のできることを精いっぱいやるだけ」と語った右腕。初回を三者凡退で立ち上がった。

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