ロッテ 西野勇士が7回1失点で両リーグトップタイ6勝目 「良い姿を見せて、良い恩返しになる」

 お立ち台に並んだ(左から)山口、西野、田村(撮影・佐藤厚)
 ファンの歓声に応える西野
 巨人打線を相手に力投する西野(撮影・佐藤厚)
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 「ロッテ2-1巨人」(30日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテの先発・西野勇士投手が7回3安打1失点。両リーグトップタイとなる6勝目を挙げ「風も強くて、スライダーを投げたときにすごく曲がった。めちゃくちゃよかった」と振り返った。

 初回、先頭・萩尾、坂本を2者連続空振り三振と最高の滑り出し。この回を三者凡退とした。三回に2安打を浴びて1死二、三塁のピンチを背負ったが、最後は坂本を中飛に仕留めた。2-0の七回には、無死から岡本和に左翼線二塁打を浴び、1死三塁から梶谷に右前適時打を許したが、最少失点とした。

 スライダーをうまく操った。幕張特有の風は、中堅方向から本塁へ吹き、バックネットで跳ね返る。その風の影響で変化球は曲がり幅を増す。この日も風速は常時約10メートル。それでも「曲がりが大きくて縦の変化がそんなに大きくなかった。サイドスローのスライダーみたいな、横からびゅっと入れるイメージで投げた。ほとんどのスライダーがコントロールできた」と適応し、自身も納得の投球を披露した。

 巨人戦での先発は2013年5月14日以来10年ぶりで、巨人には初勝利となった。「僕が小さいころから見ていたチーム。僕みたいな田舎出身の人はジャイアンツ戦を見るんで、良いピッチングをして良い姿を見せて、良い恩返しになる。結果に出て良かった」。地元・富山に届ける1勝に喜びがあふれた。

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