ソフトバンクは首位ロッテに完敗 3位、貯金5で交流戦へ リリーフが四死球から自滅 藤本監督も心配顔

 4回、左飛に倒れベンチへ戻る柳田。奥は佐々木朗
 7回、ポランコ(手前)に3ランを浴び頭を抱える津森
 4回、牧原大が右中間に適時三塁打を放つ
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 「ソフトバンク5-9ロッテ」(28日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクは完敗で交流戦前最後の試合を落とした。貯金は5となった。

 四回裏、佐々木朗から牧原大の適時三塁打と近藤の犠飛で2点を返して1点差に詰め寄ったが、リリーフ陣が四死球から自滅した。

 2-3の七回表、3番手・津森がマウンドへ。津森はこの試合までリーグ最多タイの21試合に投げて、防御率1点台と好投していた。勝ちパターンで結果を残してきた信頼の厚い右腕だが、この日は四球と死球で走者をためて4番・ポランコに5号3ランを許す最悪の展開。続く安田に四球を与えて1アウトも取れずに降板した。

 さらに八回表にも5番手・泉が2つの死球を与えるなど1イニング4四死球の大乱調で、この回も3点を失った。

 藤本監督は「四回の反撃でよしいけるとなったんですけどね。ただ、津森はずっと抑えてくれていた。1年に何回かこういう試合もあるでしょう」とかばった。ただ、2日続けて四球が絡み失点した泉については「接戦の展開で投げてもらわないといけないピッチャーが、マウンドで投げてみないと分からないではね」と心配顔だった。

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