ソフトバンク 残塁14も勝利 藤本監督「泥くさい1点が取れた」
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「ソフトバンク3-1西武」(21日、ペイペイドーム)
ソフトバンクがしぶとく勝利した。
打線は9安打を放ったが長打はゼロ。3~5番の中軸は無安打で、残塁は14を数えた。
それでも二回に9番・甲斐の左前適時打で先制。追いつかれた直後の四回裏には1番・中村晃の内野ゴロの間に勝ち越した。そして五回裏は2死満塁から8番・川瀬が絶妙なプッシュバントを決め、セーフティスクイズを成功させて追加点をもぎ取った。
藤本監督は「泥臭い1点が取れた。クリーンナップが打てなくても下位打線がしっかり還すことで、チームは強くなる」と頷いた。チームは3カードぶりの勝ち越し。「クリーンナップも次の日本ハム戦で爆発してくれると思います」と近藤、柳田、栗原の奮起に改めて期待を寄せた。