2軍戦で適時打の楽天・辰己涼介 再昇格へ意欲「純粋に結果を残したい」

 「イースタン、楽天4-3ロッテ」(18日、ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉)

 楽天の辰己涼介外野手が、イースタン・ロッテ戦に「1番・中堅」でスタメン出場。適時打を含む3打数1安打1打点だった。

 3点を追う九回に2死一、二塁から左前へ適時打を放った。結果的にこの一打が、土壇場での同点、そして延長サヨナラ劇につながった。

 辰己は1軍で打率・159と結果を残せず、11日に出場選手登録を抹消された。そこから2軍では3試合に出場し、11打数6安打で打率・545と打ちまくっている。

 徐々に状態も上向きに感じとれるが「なにも変えていないです。維持している感じ」と降格後もこれまでとスタイルは変えずに打席に向かっている。

 またファームで、多くの年下の選手たちとプレーし「明るくてギラギラしている」と、刺激をもらっている。「いつ上がるかわからないですけど、純粋に結果を残したい」。再昇格を果たした時は大暴れする覚悟だ。

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