大阪桐蔭が決勝へ 188センチ大型左腕の安福が12イニング無失点と躍動

 「春季高校野球大阪大会・準決勝、大阪桐蔭3-1近大付」(16日、南港中央野球場)

 大阪桐蔭が近大付を下し、決勝進出。3大会連続14度目となる春季近畿大会への出場権を獲得した。

 「9番・投手」で公式戦先発した188センチ左腕・安福拓海投手(2年)が力強い投球を見せた。6回を投げて3安打無失点。今大会は4試合目の登板で、12イニング無失点中と抜群の安定感を見せている。「少し緊張した中でマウンドに立って、自分が試合を作っていかないといけないと思ったので、思い切って投げることができました」と手応えを口にした。

 入学した直後に左肩を痛め、昨年末には左鎖骨を骨折。今春のセンバツもメンバー外となったが、今大会から初めてベンチ入りした。横手投げから伸びのある直球にカーブやスライダー、チェンジアップ、パームなど多彩な変化球を駆使して存在感を示している。

 18日の決勝では金光大阪と対戦。3年連続14度目となる優勝へ向けて「今まで通りの力を出せたらいい。(投げる機会があれば)ゼロで抑えたい」と意気込んだ。

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