巨人・中川 15日にも支配下契約へ 22年に腰痛を発症し育成で再契約

 巨人の育成・中川皓太投手(29)が支配下契約を結ぶことが14日、分かった。15日にも正式発表される見込み。近年は腰痛に苦しんでいたが、4月末に2軍で実戦復帰していた。懸案の中継ぎ陣に抑え経験もある頼もしい男が加わる。

 左腕は2015年度ドラフト7位で巨人に入団し、ここまで通算212試合に登板。19年には16セーブを挙げるなど、67試合に登板してブルペン陣を支え、プレミア12の日本代表メンバーにも選出された。

 その後は相次ぐケガに見舞われながら、安定した成績を残していたが、22年は開幕前に腰痛を発症し、1軍登板なしに終わった。オフに自由契約となり、育成選手として再契約を結んでいた。

 今季は春季キャンプを2軍でスタートし、4月28日のイースタン・日本ハム戦(鎌ケ谷)で約1年半ぶりに実戦復帰。その後、12日、13日のイースタン戦で連投テストを行い、支配下再昇格への“GOサイン”が出た形だ。

 チームは現在5位に低迷中。特に投手陣はチーム防御率が12球団ワーストの4・20で、てこ入れが急務な状況だ。セットアッパーも不在で、候補だったロペス、ドラフト3位・田中千(国学院大)、直江などは安定した結果を残せず、軒並み2軍での調整を余儀なくされている。

 中川はセットアッパー、抑えとしての経験が豊富。14日に支配下再昇格した平内とともに、疲弊気味のブルペン陣を支えていくことが期待される。

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