DeNAが痛恨の逆転負けで3連敗 二回の青柳勝負が裏目でビッグイニング誘発 20勝目前にまさかの足踏み
「阪神6-3DeNA」(12日、甲子園球場)
首位・DeNAがまさかの逆転負けで2位・阪神に1ゲーム差と迫られた。
勝負を分けたポイントは1点リードの二回だった。2死二塁で絶好調の木浪を打席に迎えたところで、ベンチは申告敬遠を選択した。まだ二回、投手まで打順を回してでも防ぎたかった1点。だがこの策が完全に裏目に出てしまった。
今永が投手・青柳に逆転の2点二塁打を許した。さらに続く近本が左翼へ打ち上げた飛球を関根が見失い、適時打にしてしまった。中野にもタイムリーを浴びて一挙4失点。今永は三回にも佐藤輝にソロアーチを浴び、4回5失点でKO。エースが5回持たずにマウンドを降りたのは2年ぶりの屈辱となった。
打線も初回に先制した以降は青柳の前に苦しんだ。六回にバッテリーミスからさらに1点を失い、リードを広げられてしまった。八回に2点をかえすも、反撃はここまでで3連敗。リーグ20勝一番乗りを目前にし、まさかの足踏みが続いている。