ロッテ・佐々木朗 2度目の月間MVP WBCの経験も生かし「いい形で1カ月過ごせた」

 セ、パ両リーグは11日、3、4月の「大樹生命月間MVP賞」を発表し、パの投手はロッテ・佐々木朗希投手(21)が昨年3、4月以来2度目の受賞となった。セの投手は阪神・村上頌樹投手(24)が初受賞。セの打者はDeNA・宮崎敏郎内野手(34)、パの打者は西武・中村剛也内野手(39)が選ばれた。

 上々の滑りだしに満足げな表情を浮かべた。佐々木朗は自身2度目の月間MVPに輝き、「いい形でスタートすることができた。野手に助けられながらいい形で1カ月過ごせた」と白い歯をのぞかせた。

 4月は4試合に登板し3勝0敗、防御率1・00。27イニングを投げ38三振を奪った。開幕からは20イニング連続無失点。4月28日・オリックス戦(京セラ)では公式戦自己最速の165キロをたたきだし、周囲を圧倒した。

 WBCでの経験が生きる。偉大な先輩とプレーし、「自分の中で感じるものがあった。試合の流れを感じながら、打者との勝負を一生懸命投げながら楽しく投げることができた」。ダルビッシュ直伝のスライダーも「効果的に働いている」と納得の表情だ。

 「いい状態をキープして、後半さらに状態上げて1年間通していい成績を残せるように頑張っていきたい」。プロ4年目を走り出した“令和の怪物”。進化が止まることはない。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス