DeNA・山崎 あと1死で悪夢の逆転被弾 三浦監督「1個勝つのは大変ということ」
「ヤクルト10-9DeNA」(5日、神宮球場)
目を背けたくなるような、悪夢のような結末が待っていた。強風の神宮で5本塁打を放つも、6本塁打を被弾しサヨナラ負け。DeNA・三浦大輔監督(49)は「1個勝つのは大変ということです」と言葉を絞り出した。
勝利まであと1死だった。1点差に詰め寄られた九回。山崎が2死から暗転。オスナに左前打、長岡にサヨナラ2ランを浴びて乱打戦は決した。「1球に悔やむといういい方はしたくない。実力で打たれた」。守護神は逃げず、自らの弱さと懸命に向き合った。
指揮官が「何かきっかけを」と復調を願うエスコバーも、八回に1死も取れないまま交代。防御率は15・63まで膨れあがった。今後について、三浦監督は「今終わったところなので。これをチームとしてどう捉えているか、どうつなげていくかを考えてやっていきます」と明言せず。手痛い1敗だが、うつむく時間はない。スルリと逃した白星を、次戦は必ずつかみ取る。





