ロッテ・メルセデスが今季初援護受けるも初星逃す 六回途中でピンチ招いて降板

 力投するメルセデス(撮影・北村雅宏)
6回途中、交代を告げられマウンドを降りるメルセデス(左)=撮影・北村雅宏
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 「オリックス-ロッテ」(29日、京セラドーム大阪)

 ロッテC・C・メルセデス投手が今季4度目の先発で、5回2/3を8安打3失点で降板した。この試合までの防御率は1・53と好投を続けていたが、打線の援護が一切なかった。この日は初回に今季初の援護点。ただ、中盤に崩れ初星の権利は得られなかった。

 立ち上がりは安定感抜群。初回から打ち取り、2イニング連続三者凡退と上々のスタートだった。だが三回、2死から茶野に左前打を許すと、続く太田には左翼線への適時二塁打。宗には勝ち越しの中前適時打と、3連打を浴び逆転を許した。

 五回まで無失点に抑えたが、打者が3巡目に入ったところで再び捕まった。六回、先頭・中川から連打で無死一、三塁とピンチを背負い、シュウィンデルに左犠飛で3失点目。さらに2死二塁から頓宮に左前打。2死一、三塁としたところで交代が告げられ、マウンドを後にした。

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