「ヤクルト６－３ＤｅＮＡ」（１１日、神宮球場）

　ヤクルト・村上宗隆内野手（２３）が１１日、ＤｅＮＡ戦（神宮）の前に取材に応じ、女性週刊誌「女性自身」で交際が報じられた女子ゴルファーの原英莉花（２４）との関係について「仲のいい友達の一人」と話した。週刊誌報道は事実と異なる部分も多いとしたが、「アスリートとして応援しています」とも話した。

　公私共に注目されている村上が、報道陣の声かけに真摯（しんし）に立ち止まった。一人一人の目を見ながら誠実な取材対応。内容は週刊誌が報じた初めての熱愛報道だった。

　記者から、原との交際報道について単刀直入に尋ねられると、「普通に仲のいい友達ですし」と切り出した。その上で、「（昨年）１０月にご飯には行って。カラオケも全部事実ではないんですけど、２人で行ったって書いてあるんですけど、２人じゃなく友人を含めて行った仲です」と事実とは異なる内容が含まれているとしながらも、食事をしたことは認めた。

　気になる関係性については、尊敬の念も込めて「僕もアスリートとして応援していますし、仲のいい友達の一人です」と村上。「友達」であることを改めて強調した。またゴルフのラウンドを一緒に回ったのかという問いかけには、「いや、ないですね。ゴルフ苦手なので」と少しだけ笑みも見せた。

　１１日発売の女性週刊誌「女性自身」が報じた今回の報道。知人を介して連絡を取り合い、都内のカラオケバーで密会していたことがスクープされた。この件に関して、報道前に「こういう記事が出るみたいだよ」と連絡を取り合ったという。そして「事実とは異なる部分がたくさんある」と再度指摘した。

　試合前にはつば九郎の恒例の一言で、一連の流れを痛烈いじられた。「ちょくちょくでてくる、きゅうだんかんけいしゃ、だれなんだよ」と切り出し、「いっておきますが、つばくろうではありません！！」と続けた。最後には「ちなみになんですが、つばくろうもそこそこ、からおけうまいといわれています」と笑いを誘い、朝からの話題に“終止符”を打った。