首位・ヤクルトのチーム成績が異次元!?驚異の防御率0点台 チーム打率は最下位も本塁打数はトップ

 8回、勝ち越し2ランを放ち、ナインとタッチを交わす山田(左)=撮影・高部洋祐
 阪神に勝利し、山田を笑顔で迎える高津監督(右)=撮影・山口登
 8回、中越えに勝ち越し2ランを放つ山田(撮影・中田匡峻)
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 「阪神1-3ヤクルト」(7日、甲子園球場)

 首位攻防戦第1ラウンドを制したヤクルトのチーム成績が、異次元の数値になっている。

 この日も投手陣は先発・小川が6回1失点と試合を作り、石山、清水、田口が無失点リレーでバトンをつないだ。チーム防御率はまだ7試合終了時ながら驚異ともいえる防御率0・73、失点数6はともにリーグ断トツだ。

 一方で打線はリーグワーストのチーム打率・181ながら、本塁打数7は同トップ。この試合でもオスナが同点ソロを放ち、山田が勝ち越し2ランをバックスクリーンにたたき込んだ。広い甲子園でも長打力をいかんなく発揮した形だ。

 小川は「先制されてしまいましたが、切り替えて守りに入らず、どんどん攻めていこうという気持ちで投げました」とコメントした。盤石の投手陣と打線の一発-。これがヤクルトの開幕ダッシュを支えている。

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