沖縄初のプロ野球球団が破産 コロナ禍で試合できず

 沖縄県初のプロ野球球団「琉球ブルーオーシャンズ」を運営するBASE沖縄野球球団(宜野湾市)が那覇地裁沖縄支部に自己破産を申請したことが7日、分かった。3月31日付。申請代理人の弁護士が明らかにした。帝国データバンクによると、負債額は約1億8千万円。

 コロナ禍により、予定していた試合のほとんどを開催できず、資金繰りに行き詰まった。帝国データバンクによると、2020年12月期の売上高は約6200万円にとどまっていた。

 同社は19年7月に設立し、日本野球機構(NPB)入りを目指していた。22年2月に日本独立リーグ野球機構の賛助会員から除名され、11月に活動一時休止を発表した。

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