日本ハム・伊藤大海 WBC後初の1軍登板で5回0封 「全部くらい」ダル&大谷流で貫禄投球

 力投する伊藤(撮影・開出牧)
 1回、角中(右後方)の打球をファンブルするも膝をついたまま一塁へ送球し投ゴロに打ち取る伊藤(撮影・開出牧)
 1回、角中の打球をファンブルするも膝をついたまま一塁へ送球し投ゴロに打ち取り笑顔を見せる伊藤(撮影・開出牧)
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 「ロッテ-日本ハム」(5日、ZOZOマリンスタジアム)

 今季初先発の伊藤大海投手が、5回を投げて3安打無失点。野球日本代表「侍ジャパン」の一員として、世界一になったWBC出場後初の1軍登板。150キロ超の直球を軸に、貫禄の投球で試合を作った。

 初回から危なげなかった。荻野から始まるロッテ打線を相手に、3者凡退に抑える好スタート。続く二回はわずかに制球がズレ、2四球を許したが田村を一邪飛に抑え、一、二塁のピンチを切り抜けた。

 三回には先頭の藤原に三塁線を破られるも、続く荻野を一飛に斬ると角中を一ゴロ、中村将を二飛に抑えて得点を与えなかった。

 世界一を成し遂げたWBC。伊藤は決勝・アメリカ戦のマウンドにも上がり、1回を無安打無失点に抑えた。ダルビッシュ、大谷から学んだことについては「ほんと、全部ぐらいな感じで。いろんなことを学んだ。いままではなんとなく流れでやってたことを、しっかりと意味をもう1度考えて取り組めてるので。なんか何をやっても今は自分のためになっているような感じで、毎日取り組むことはできてます」と振り返る。

 五回には2死から角中の打席で、計測不能の超スローボールも投げた。今季初登板は80球前後がメドだったが、予定を上回る94球で交代。勝利投手の権利は得られなかったが、上々のスタートを切った。

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