報徳学園・堀捕手 メンバー外の応援「アゲアゲホイホイ」に感謝 打席では悔しさ残す

 決勝で敗れ、肩を落とす報徳学園ナイン(撮影・北村雅宏)
 4回、ボークで三塁から先制のホームを踏み、林純司(右)とタッチを交わす報徳学園・堀柊那(撮影・開出牧)
 4回、安打を放つ報徳学園・堀柊那(撮影・石井剣太郎)
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 「選抜高校野球・決勝、山梨学院7-3報徳学園」(1日、甲子園球場)

 報徳学園は序盤こそ優位に試合を運んだが5回に一挙7点を奪われ、3度目の優勝を逃した。

 主将で今秋ドラフト候補の堀柊那捕手(3年)は、相手の林謙吾投手(3年)を攻略しきれなかった点を「気持ちのこもったまっすぐを投げ込んできていて、そこが一番」と敗因として挙げた。自身も4打数1安打1得点だったが、八回無死一、二塁の好機で二ゴロ。「外のまっすぐだったんですが振り切れなくて力が伝わっていなかった。リード面でもミスがあった」と反省した。

 それでも、スタンドの大声援と「アゲアゲホイホイ」の応援に「負けてしまったので、控えメンバーは、悔しい気持ちもあると思うが、しっかり応援してくれた」と何度も感謝した。「甲子園大会前、スタンド応援になったメンバー外の友達からメールをもらった。応援が聞こえて、元気になるのが分かった」と、ここまで2試合延長タイブレークを制して21年ぶり決勝進出を果たしたパワーが仲間の応援にあると力説した。

 準優勝メダルを胸に「勝ちきれなかったので満足してない」と悔しさをあらわにしたが、チームとしては「70~80%の力は出せた。好投手を打てたし、自信がついた」と、夏へ向けての手応えを感じていた。

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