ロッテ・佐々木朗希 NPB球での調整順調 4・6日本ハム戦先発へライブBPで47球
侍ジャパンの一員として世界一奪還に貢献したロッテ・佐々木朗希投手(21)が30日、ペイペイドームでライブBPに臨み、打者9人に47球を投げた。直球は160キロを計測。スライダーやフォークも交え、安打性の打球を3本に抑えた。
21日のWBC準決勝・メキシコ戦の登板後からNPB球に握り替え、感覚を戻してきた。28日には帰国後初ブルペン。「ある程度よくは投げてるかな」と順調な調整ぶりだった。
この日も、変化球を中心に9球で空振りを奪うなど好調の様子。吉井監督は「順調だと思います」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。ただ「本人はあんまり納得してなかった。もう少し真っすぐは良くなると言っていた」とも話した。
次回の登板は「明日の様子を見て決めようと思う」としながらも、この日から中6日となる4月6日・日本ハム戦(ゾゾ)での先発を示唆し、「しっかり調整してほしい」と期待を込めた。