ヤクルト・高津監督「最後は頂点に」広島・新井監督「チャレンジャーの精神で」 両軍指揮官が前日会見

 「先輩、よろしくお願いします!」会見後、高津監督に頭を下げる新井監督(撮影・田中太一)
 会見後、手を合わせて笑顔を見せる新井監督(左)と高津監督(撮影・田中太一)
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 セ・リーグ開幕前日となった30日、ヤクルト・高津臣吾監督と広島・新井貴浩監督が神宮球場で会見を行った。

 高津監督は「2023、いよいよシーズン始まるなという気がします。みんなで力合わせて何とか乗り越えて、最後は頂点に立ちたい」とあいさつし、新井監督は「私にとっても監督として迎えるシーズン。高校の大先輩である高津監督、ましてや2連覇のチーム。チャレンジャーの精神でぶつかっていきたい」と意気込んだ。

 両監督は県立広島工業出身。先輩の高津監督は「新井さんは僕の先輩なので」と冗談交じりで切り込み「一緒に野球はやったことはないですけど、何かの縁ですし、そういうところも意識しながらやりたい」と先制攻撃。後輩の新井監督は「高校の大先輩ですし、連覇中ですし、日本一になった名将。戦いながら何か一つでも吸収したい」と応酬した。

 予告先発は両監督からヤクルトは小川泰弘投手、広島は大瀬良大地投手と発表された。

 会見後は笑顔で握手を交わし、記念撮影。互いの健闘を祈った。

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