智弁和歌山・中谷監督「これがいまの実力」「相手の気迫に負けた」13残塁の拙攻でまさかの2季連続初戦敗退

 試合に敗れ落胆する智弁和歌山ナイン(撮影・石井剣太郎)
 6回、適時打を放つ智弁和歌山・杉本颯太(撮影・石井剣太郎)
 2回、英明・中浦浩志朗の打球をグラブのウェブ部分で好捕する中堅手の智弁和歌山・浜口凌輔(撮影・伊藤笙子)
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 「選抜高校野球・2回戦、英明3-2智弁和歌山」(19日、甲子園球場)

 伝統の強打が鳴りをひそめ、智弁和歌山が初戦で敗れた。

 初回には4番・中塚が申告敬遠されるなど、相手の術中にはまった形。7回を除いて11安打を放ったが、13残塁。3投手にかわされ、集中攻撃ができなかった。

 21年夏に全国制覇を果たした後、昨夏、今春とまさかの2季連続初戦敗退。中谷仁監督は「再三のチャンスに1本出ればという試合でしたが、いまの私たちの実力と受け止めるしかない。相手投手の対策はしていたが、それ以上。気迫も感じた。夏に向け、攻撃力を強化したい」と話した。

 八回、1点差に迫りなお1死満塁と攻めたが、捕手けん制が左腕を直撃しながら続投してきた寿賀の気迫に押され、追いつくことができなかった。指揮官は「相手の気迫に負けました。素晴らしいチーム。さすが四国チャンピオンだなと」と、敬意を示した。

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