作新学院-大分商 幕切れの珍プレーで球審が謝罪 アピール前に塁審がアウト宣告 “やり直し”で決着

 九回、アピールプレー前に二塁審判がアウトを宣告し、ホームベースに向かおうとする作新学院ナイン(撮影・伊藤笙子)
 9回、アピールプレーを巡って協議する審判団(撮影・伊藤笙子)
 大分商-作新学院の試合終了後に説明をする球審(撮影・伊藤笙子)
3枚

 「選抜高校野球・2回戦、作新学院8-6大分商」(19日、甲子園球場)

 土壇場で珍プレーが起こり、アピールプレーで試合終了となった。大分商が2点差に追い上げなお9回1死一、二塁で6番・丸尾が放った打球はレフトへのライナー。打球の勢いにつられた一塁走者が二塁を踏んだが、前の走者を追い越した上に一塁への帰塁の際にベースを踏まなかった。

 球審は「1塁ランナーの帰塁の際、二塁ベースを踏まずに一塁ベースに戻ったとアピールがありました。正式にアピールがある前に、二塁アンパイアがアウトの宣告をしました。大変申し訳ございません。新たにプレーを再開した上で守備側がアピールし、アウトといたしました。以上です」と説明。

 結果、アピールプレーで晴れて試合終了となった。

 同様の“ベース踏み忘れ”はプロでも起こった例があり、17年8月6日の巨人-中日戦。巨人の一走・重信が右中間への飛球で二塁を回っていたが、相手に好捕されて慌てて一塁へ帰塁。だが、戻る際に二塁を踏み直して戻らずに中日のアピールプレーでアウトとなった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス