新庄監督も大絶賛!日本ハム・ドラ1矢沢がV打 驚異のOP戦打率・625と期待値グングン上昇中

 7回、勝ち越し適時打を放つ矢沢(撮影・中島達哉)
 7回、清宮の適時打で生還した矢沢(手前)をポーズで迎える新庄監督(撮影・中島達哉)
 勝利をあげ、清宮(右から2人目)らナインを迎える矢沢(中央)=撮影・中島達哉
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 「オープン戦、日本ハム9-6楽天」(4日、札幌ドーム)

 日本ハムが逆転勝ちで3連勝。巨人とならんでオープン戦首位タイの3勝0敗とした。七回にドラフト1位の矢沢宏太投手(22)=日体大=が決勝適時打を放った。

 3点を追う七回は、先頭の清宮の左中間二塁打から1死二、三塁とし、伏見の2点適時打で1点差。さらに満塁としてアルカンタラの左前適時打で同点とし、六回から途中出場していた矢沢に打順が回った。

 矢沢永吉の「止まらないHa~Ha」をテーマ曲に打席に登場した矢沢は、カウント0-2と追い込まれながらも、楽天・辛島の外角低めのスライダーを捉えて右前に勝ち越し打。一塁で小さくガッツポーズを作った。

 辛島とは六回の1打席目で初対戦。スライダーで空振り三振に仕留められていた。「手も足も出ない感じでした。横滑りのような、今までにはないような軌道でした」と振り返っていた。

 次の打席で同じボールを決勝打。「1球見れば、どういう変化をするかは残像に残るので、1打席目に見ることができたのが1番大きかった」と明かす。「自分的には流し打ちをしようと思ったんですけど、結構引っ張ってしまって、でも流し打ちしようとした意識がいいヒットになってくれた」。1打席目は体を開いて空振り。決勝打の際は流す意識があったため、体が開かず、外角低めのスライダーを拾うことができた。

 新庄監督は「あの技術は天性のもの」と絶賛。投打二刀流。開幕で対戦する楽天との練習試合、オープン戦はこれで11打数8安打。まずは野手として開幕スタメンに一歩ずつ進んでいる。

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