DeNA・牧 三浦監督の熱投に応える一発「いい練習ができた」
「DeNA春季キャンプ」(4日、宜野湾)
DeNAの牧秀悟内野手が、全体練習後の特打で三浦監督と“共演”。打撃投手を務めた指揮官から1柵越えを放つなど、縁起を担いだ一発で土曜日の宜野湾を盛り上げた。
少し雨も降り始めた宜野湾で、熱い“名勝負”が繰り広げられた。三浦監督が準備を進めるケージに真っ先に入ると、初球からフルスイングで応戦。5スイングずつの5セットを打ち込んだが、20スイング目にはついに左中間席へ。フェン直には頭を抱えるなど、スタンドを最後までわかせた。
指揮官から愛情のつまったエールに、牧も「すごく打ちやすい球を投げてくださり、いい練習ができた」とにんまり。「3年目になりますけど、常にいい球です」と振り返り、プロ1年目2年目の活躍を導いた“吉兆儀式”で状態をさらに高めていきたい。
牧は迫るWBCについて、「まだ第1クールですけど、変わらず、焦らないように、それでもやっぱり期間は短いので、1日1日大切にしていきたいなと思います」とコメント。世界一への準備を静かに進めていく。