楽天ドラ1荘司 充実の第1歩 ブルペンで33球「今まで一番良かった」
「楽天春季キャンプ」(1日、金武)
楽天のドラフト1位ルーキー・荘司康誠投手(22)=立大=が1軍でキャンプイン。初日からブルペン入りし、大器の片りんを見せた。
この日はブルペンで変化球をまじえながら、33球を投じた右腕。「感触的には今まで一番良かった」と1月の新人合同自主トレを含め、最高の出来だったと自画自賛。投球練習を見つめた石井一久監督(49)も「真っすぐの推進力というのは、優れていると思います」とたたえた。
実戦に向けてもイメージを膨らませる。12日から練習試合が始まることを受け、指揮官は「投げられたら投げた方がいい」と早期の登板を示唆。荘司も「自主トレが始まってからそのつもりでやってきましたし、新しくプロの舞台で初めてやるので、僕自身も投げたい」と意欲十分だ。
キャンプ初日を終え「楽しかったです」と充実の表情で振り返った。「まだ長いので、また明日からもこういう気持ちで臨みたい」。期待のドラ1右腕が、プロでの一歩を踏み出した。