楽天・安田悠馬捕手（２２）が２９日、今オフ自主トレをともにしたソフトバンク・柳田を参考に、打撃フォームの変更に取り組んでいることを明かした。

　１年目のオフに実現した、尊敬する柳田との自主トレ。打撃練習を目の当たりにした安田は「フォームがいいので、まねしてみようと思った」と即決。「構えからバットの出方、フィニッシュまで全部、結構変えた」と大胆にチェンジした。

　「柳田さんはリラックスして、バランスもいい。参考になった」。自らの感覚とすり合わせながらになるが、「コピーしたい」と限りなく柳田に近づけたい考えだ。

　合同自主トレでは、同じ兵庫県出身で１学年上の阪神・佐藤輝とも対面。「めっちゃ優しいし、デカいし、かっこええなって」。同じ左のスラッガーらを前に、テンションはマックスだったようだ。

　安田は昨季、ルーキーとして球団初となる開幕スタメンマスクをかぶり、両リーグ新人では最速となる本塁打を放ったが、新型コロナウイルス感染やケガに泣き、１軍出場は５試合に終わった。巻き返しを狙う今季、「フルでシーズンに出て、ホームランを２０本は打ちたい」。“柳田塾”の学びを生かし大暴れする。