阪神の新外国人、ブライアン・ケラー投手（２８）＝前レッドソックス傘下３Ａ＝が２８日、西宮市内で入団会見を行った。先発タイプの背番号「２４」は、入団２年目となる救援投手のカイル・ケラーとの、“同名タッグ結成”を宣言。「同じ名字というのは初めて会った。しっかりピッチングをして、７回まで投げきってケラーにつないで、ＫＫというリレーができたら」と、ダブルケラーで勝ち星を重ねる算段だ。呼び名については、「『ＢＫ』と呼んでください」とリクエストした。

　「日本は美しい国なので、来られて本当に幸せ」と来日の喜びを語り、「ニホンゴガ、スコシ、ワカリマス。デモ、マダマダデス」と流ちょうな日本語も披露。「優勝という目標は達成したい。一緒に勝ちましょう」と虎党に共闘を呼びかけていた。

　Ｂ・ケラーはメジャー経験はなく、昨季はレッドソックス３Ａで登板３１試合６勝５敗、防御率３・２７。３Ａ通算６２試合で９勝９敗、３・６４。