原巨人 過酷サバイバル競争 V奪回へ覚悟示した

 巨人は20日、都内でスタッフ会議を開いた。原辰徳監督(64)は厳しい表情を浮かべて「昨年の大惨敗の反省、教訓を生かしてね。今季に臨むということです」と強い覚悟を示した。

 22年は2年連続でV逸し、5年ぶりのBクラスとなる4位と低迷。屈辱的な1年だった。指揮官は会議の中で「昨年の反省」を振り返ったという。「あんな年はあってはいけないんだと。今年が89年目。ジャイアンツ88回の歴史の中でもワーストに近い年だったという自負は、しようというところから入りました」と明かす。

 昨季の悔しさを糧に臨む23年。選手には過酷な生き残り競争を強いる。「限られたメンバーで戦うのが1軍。厳しいキャンプになる」。新加入の松田と長野、中島について阿部ヘッド兼バッテリーコーチは「ベテラン3人は(全員をベンチに)置けないよ」と予告。主力も例外ではなく、特別扱いもしない。同ヘッドは「(ここ数年)勝っていないから自由にはさせないよ」とナインに厳しい口調でハッパをかけた。

 「われわれはもう、勝利が目的ですから」と強い決意を言葉に込めた将。昨季の屈辱をバネにして晴らす-。必死に挑んでリーグ制覇を奪回してみせる。

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