日本ハムの新庄剛志監督（５０）が１８日、１２球団監督会議で球界改革仰天プランをぶち上げた。①シーズン終了後に１２球団をシャッフル②日本一チームがワールドシリーズ勝者と世界一決定戦を開催する－の２つを提案した。

　１２球団シャッフル案は「シーズンが終わりボックスの中にセ、パ１２個入れたボールをひいて、ファイターズはセ・リーグ、阪神さんはパ・リーグみたいにグチャグチャにしていけば」と具体的に提案したことを明かす。

　「タイガース時代から思っていました」と実は長年温めていた考え。当時は「パは人気ないからセの力をあげたらな」という理由での発案だったが、今は「全体像を考えての案ですね」と球界活性化につなげる思いだ。

　もう一つの夢プランは「（日本の）優勝チームとメジャーの優勝チームが戦い、本当の世界一のチームを生み出すことができれば」。これは「日本はメジャーをリスペクトしている感が強い。メジャーに勝っていけば同じレベルになる」とレベル底上げが狙い。「６、７年後に開催されて僕の意見が最初だったらうれしい」と笑顔で付け加えた。

　他球団監督の反応を「前向きに考えていきたいと言われました」と言う。「新時代と言うことで、ファンが新しいものが見られるのであればおもしろいかなと」と本気で訴えた。