田中正義の日本ハム移籍巡り鷹・斉藤コーチ訴え「当人がネットで知る流れは考えるべき」

 日本ハムは11日、FA移籍した近藤健介外野手(29)の人的補償として、ソフトバンクから田中正義投手(28)の獲得を正式発表した。

 田中正の移籍を巡っては、ソフトバンク・斉藤和巳投手コーチがインスタグラムのストーリーを更新し、報道先行となったことに苦言を呈した。

 昨秋のキャンプで田中正の期待感がより上昇していたという斉藤コーチ。「己を信じて頑張れ!」などと愛情たっぷりのエールを送った上で「後…これだけは言わせてほしい。両球団もしくはマスコミ関係者の皆様…当人がネットで知るというような流れは考えるべきやと思う」と訴えた。続けて「これを批判と捉えられるようならそれでも良い。当事者の事も考えるなら…今後このような事が起きない事を願いたい」と記し、選手の心情を思いやった。

 FAの人的補償はプロテクト28選手以外から獲得を決めた球団(日本ハム)が、相手球団(ソフトバンク)に通知し、当該選手に通達する流れ。今回のケースでは日本ハムの決定からソフトバンクへの通達において、報道が先行する形となったことで田中正が「ネットで知る」状況となったとみられる。

 解説者時代も選手目線での意見を訴え続けてきた斉藤コーチ。この日はツイッターでも、「自チームの選手を取られたからではない。以前から言い続けてる」と前置きしたうえで、「『人的補償』って名称は…ええ加減どうにかならんか?この制度自体も…」と投稿している。

 田中正はソフトバンクを通じて「連絡を受け正直驚きましたし、まだ心の整理はついていませんが、日本ハムに戦力として選んで頂き光栄に思っています」などとコメントを発表している。

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