広島・栗林、阪神・湯浅ら侍最終候補 今月下旬に30人正式発表

 大谷、ダルビッシュら先行発表された12人以外にも、精鋭集う侍メンバー30人の骨格が見えてきた。WBC球への対応がより必要なのは投手。阪神の湯浅京己投手(23)や楽天の松井裕樹投手(27)、巨人の大勢投手(23)らに加えて、広島の栗林良吏投手(26)も最終候補に入った。

 栗林は21年夏の東京五輪で守護神を任され、決勝のアメリカ戦でも最終回を締めて胴上げ投手となった。栗林自身も「日本を背負って戦うという意味では、必ずベストコンディションで臨まないといけない。準備だけはしっかりしないといけないです」などと話しており、世界に誇る最強投手陣の一役を担う。

 野手ではヤクルトの中村悠平捕手(32)、ソフトバンクの周東佑京内野手(26)らも内定。また、レッドソックス・吉田正尚外野手(29)の選出が決まり、日系人メジャーリーガーでカージナルスのラース・ヌートバー外野手(25)も代表入りの見込み。最終メンバーは今後に予定されるスタッフ会議後、1月下旬をメドに正式発表される。

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