ソフトバンクの上林誠知外野手（２７）が２６日、右足のアキレス腱（けん）断裂からの復活を目指す来季に向け、強い決意をにじませた。１２月に入ってロングティーを行うなど、リハビリは順調だ。

　球界では過去に門田博光氏（７４）や前田智徳氏（５１）もアキレス腱断裂から見事な復活を遂げた例もある。「門田さん、前田さんと復活された方もいる。そういう先輩方を追っていきたい」。特に前田氏とは面識があり「けがをした後でもあれだけの数字を残されている。もしタイミングがあればいろいろと聞いてみたい」と心構えを学ぶつもりだ。

　「もういろいろと経験したので。怖いものがなくなったというか、何が起きても大丈夫」と上林。１０年目となる来季へ向け、覚悟を決めた。