ロッテ・松川 V捕手中村&伏見へ“ダブル弟子入り” 2年連続開幕スタメン狙う

 ロッテ・松川虎生捕手(19)が15日、今オフにヤクルト・中村、日本ハム・伏見らと来年1月に愛媛県松山市で合同自主トレを行うことを明かした。昨季と今季の日本一捕手に“ダブル弟子入り”し、史上2人目の高卒から2年連続開幕スタメンマスクを狙う。

 今季は高卒新人史上3人目の開幕マスクをかぶり、4月10日・オリックス戦(ゾゾ)で佐々木朗の完全試合に貢献。1年間1軍に帯同した。だが、「オフはすごく大事になってくる」と慢心はない。

 レベルアップを目指し、日本一捕手の技術を学ぶ。「中村さんは無駄な動きがない。伏見さんも後ろにそらしたイメージがほとんどない。ブロッキングや送球の正確性を学びたい」と心待ちにした。

 この日は大阪のテレビ局で生放送に出演。現在は地元・大阪のジムでトレーニングに取り組んでいるという。「気を引き締めて、来年も開幕スタメンにこだわってやっていきたい」。冬の鍛錬を乗り越え、不動の扇の要になる。

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