ロッテからヤクルト移籍の成田翔「少しあるかなという思いはありました」
ヤクルトは9日、現役ドラフトでロッテ・成田翔投手(24)を獲得した。
成田は秋田商から15年にドラフト3位で入団。今季、1軍登板機会なしに終わったが、通算成績は0勝2敗、防御率5・64も左腕から繰り出す鋭いスライダーが武器。ヤクルトには秋田商の先輩左腕、石川も在籍。「自分の中では少しあるかなという思いはありました。これまで、なかなか1軍でチャンスをつかめなかったので、この新しい制度で新しいチームに移籍をして、しっかりと結果を出すことで7年間、お世話になった千葉ロッテマリーンズに恩返しが出来ればと思っています」とコメントした。
さらに「東京ヤクルトスワローズは今年もリーグ優勝をしており、若手、中堅、ベテランが切磋琢磨しながら勝っているイメージがあります。自分もその中に割って入ってポジションを勝ち取れるようになりたいです。ここまで応援をしてくださったファンの皆様には感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございました。新たにセ・リーグで自分らしいピッチングをお見せできるようにしっかりとアピールして頑張ります」と意気込みを明かした。