DeNA・阪口 来季6年目24歳 危機感もち先発争いへ「もう笑えない年齢」

 昨年4月、涙のプロ初勝利から1年半ほどがたった。プロ5年目の今季はわずか1試合の登板に終わり、DeNA・阪口皓亮投手(23)は「自分に結構、失望したっていう感じです」と自らへのいらだちを隠せなかった。

 だが、収穫もあった。昨年9月に右肘をクリーニング手術も、今年は1年間けがなくファームで投げ続けた。温熱療法の一種であるホットパックやサポーターなど、けが予防に努め「ケアにお金をかけるのも大事かな」とプロ選手としての自覚も備わってきた。

 それでも「本当にけっこうやばいんで。もう笑えない年齢になってきてますし」と高卒で入団し、来年24歳を迎えるだけに危機感は人一倍。激しい先発投手の争いに勝つため、既に来年の戦いを見据えた男の顔からは大きな期待を感じた。

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